2014年11月13日木曜日

エリザベス女王杯 雑感 位置取りによっては…

今年のエリザベス女王杯は大混戦。2014年の重賞勝ち馬とG1連対馬が13頭も出走。

出走馬の数が揃わない年はオープン馬でなくとも出走できるくらいのレースでしたが、今年は楽しみな一戦となりそうです。

まず注目の筆頭はオークス馬ヌーボレコルト。牡馬一級戦と互角に渡り合えるハープスターと互角に渡り合ってきた馬ですのでここでも実力は最上位でしょう。少しの不安材料はハーツ産駒の京都の勝率の悪さ。京都で重賞を勝ったのはカポーティスターのみなんです。

次点となるのは昨年の覇者であるメイショウマンボ。今年は牡馬相手に活躍が期待されたが、期待されたような結果は残せず、昨年ほどの勢いは感じられない。前走の京都大賞典は大幅なプラス体重だったので状態の上向きが期待される。

エリザベス女王杯は基本的に1.2番人気の信頼性が高いレースですので、上記2頭を無視することはできません。

また、10番人気以下の人気薄はなかなか絡まない傾向にあるので、基本的には人気馬から入りたいですね。

もうひとつのポイントは昨年からのリピーターが多く活躍がする舞台でもあります。

3年連続で掲示板に載る馬も少なくありません。

昨年の1着〜5着は
メイショウマンボ、ラキシス、アロマティコ、トーセンアルニカ、デニムアンドルビー5頭とも登録しています。
一昨年の1〜5着馬はヴィルシーナ。

昨年は2〜4着が重賞未勝利馬。一昨年は1.3.4着が重賞未勝利馬。ハイレベルとは言いづらいメンバー構成でしたので過信は禁物でしょう。

展開については年によっては大逃げする馬がいたり、でレースラップを見るだけではわかりにくいですが、落ち着いたペースとなりやすく、先行馬が残る事が多いです。昨年のデニムアンドルビーのように後方から大外を回して間に合う展開にはないようです。

さらに今年は逃げ馬が不在ですので、ヴィルシーナに逃げられて極端なスローになるかもしれません。

前が残りやすいレースで極端なスローならば軸馬の選定には先行馬を選びたいですね。4角9番手以内が好ましいです。近年4角10番手から差し切ったのはエリザベス女王杯を連覇きたスノーフェアリーしかいないので、後ろの馬は疑った方がいいのかもしれません。

ヴィルシーナが逃げた時はテン36秒以上となり、どこかで1F13秒台に落とし中緩みの展開をつくる。

秋華賞、宝塚記念ではすんなり逃げ、後方からでは届かない展開に持ち込んでいる。

前走10番手以降の馬

アロマティコ
スマートレイヤー
オメガハートロック
サングレアル
ディアデラマドレ
デニムアンドルビー
ヌーボレコルト
レッドリヴェール

展開と位置取りによっては有力馬も疑う余地がありそうです。

2014年11月11日火曜日

アルゼンチン共和国杯 レース回顧

アルゼンチン共和国杯

2:30.5  30.4-47.3-38.1-34.7(11.3-12.0)

ラップタイムを見ると前半なかなか速いペースで飛ばしたようにも見えますが、デスペラードが単騎で後続を離して逃げた分ですので、後続は平均ペースよりゆったり流れていました。
時計は平凡でしたが、フェイムゲームは3角あたりで内から得意の小足で捲りにかかり、4角では7番手につけた。直線半ばで外へ持ち出し粘るクリールカイザーを残り100mあたりで交わし2馬身半の差をつけ優勝。

これは勝負のポイントに挙げた4角の通過順2〜8も満たしており、ハーツクライ産駒ですので、注目の血統だったトニービンを持っていました。3角から捲った同馬はロングスパートでバテないスタミナと内から抜け出せる器用さを証明する内容で、G1でも展開によってはダークホースになるかもしれません!

2着に入ったクリールカイザーもHalo、ディクタス、ノーザンテーストなどフェイムゲームとよく似た血を持っていました。こちらは2番手追走し、前々で粘りを見せました。

3着のスーパームーンは5番手追走。ゴール前ではジリジリ足を伸ばし鼻差、アドマイヤケルソを凌ぎました。ブライアンズタイム×サドラーズウェルズですので、重厚でスタミナのありそうな組み合わせ。

トニービンを持つ馬は1.4.5.6着
ロベルトを持つ馬は3.5着

※アドマイヤケルソは予想分にトニービンを持っていることを書くのを忘れていました(^_^;)

通過順も4角2〜8番手の馬で独占。

◎無⚪︎△△で決着となりましたが、大筋の血統も通過順のポイントも納得のいく結果になったと思います(^^)

2014年11月9日日曜日

アルゼンチン共和国杯 予想 長丁場の小足使い

迷った末に

先行馬有利なレースではあるけども逃げ馬不在のスローが濃厚。

全体的にレベルは低いので難しいが、ダイヤモンドを捲り切った◎フェイムゲームは本来小回り向きの小足使いだが、早めに捲って4角では既に5〜8番手くらいにつけられそう。前々でビュンとキレるようなタイプがいないだけにここは差しタイプを軸に⚪︎スーパームーンのようなズブい先行馬を相手にする。ここは馬場が渋ったほうが歓迎だろう。
トレイルブレイザー、ルルーシュが勝ったようにゼンノロブロイ産駒には相性のいいコース。△ネオブラックダイヤにも印をまわす。

人気の▲ホッコーブレーヴはこの枠なら後ろから大外一気も考えられ、食い込んでも3着ではないかという見立て。


◎フェイムゲーム
⚪︎スーパームーン
▲ホッコーブレーヴ
△ラブリーデイ
△デスペラード
△ネオブラックダイヤ
△アドマイヤケルソ

アルゼンチン共和国杯② ラップタイムと通過順

アルゼンチン共和国杯① 血統

2014年11月7日金曜日

アルゼンチン共和国杯② 展開と通過順、今年の注目馬は?

過去のレースのラップタイム

2007 2.30.9 29.8-48.4-37.5-35.2 (78.2-72.7)
2008 2.30.8 30.0-48.2-36.5-36.1 (78.2-72.6)
2009 2.30.9 30.8-49.4-36.0-34.7 (80.2-70.7)
2010 2.30.9 28.9-48.5-36.6-35.8 (77.4-72.4)
2011 2.31.5 30.1-49.9-35.8-35.7 (80.0-71.5)

2012 2.29.9 29.0-49.6-36.8-34.5
(78.6-71.3)
2013 2.30.9 29.9-49.6-36.2-35.2
(79.5-71.4)

過去の勝ち馬と通過順
2007 アドマイヤジュピタ 3-3-2-2
2008 スクリーンヒーロー 5-5-5-5
2009 ミヤビランベリ 1-1-1-1
2010 トーセンジョーダン 7-8-8-8
2011 トレイルブレイザー 6-6-6-4
2012 ルルーシュ 3-3-2-2
2013 アスカクリチャン 10-9-7-8

勝ち馬は1〜8番手の馬から出ています。先行できる馬から今年も有力馬を探してみましょう。

今年の前走の通過順2〜8番手

アドマイヤケルソ
サイモントルナーレ
サイレントメロディ
スーパームーン
デスペラード
ネオブラックダイヤ
ホッコーブレーヴ
ラブリーデイ
リキサンステルス

この中から7歳以上を除くと

アドマイヤケルソ
スーパームーン
デスペラード
ネオブラックダイヤ
ホッコーブレーヴ
ラブリーデイ
リキサンステルス

この中でトニービンを持つ馬は

デスペラード、ラブリーデイ、リキサンステルス

ロベルトを持つ馬は

スーパームーン、ラブリーデイ

今回のメンバーはこれといった逃げ馬が不在。スローすぎる年の勝ち馬はG1に直結していませんが、ラブリーデイのような回転の速いタイプが抜け出してくるかもしれませんね。

アルゼンチン共和国杯 雑感

2014年11月5日水曜日

アルゼンチン共和国杯 雑感

今週はアルゼンチン共和国杯ですね。

少し前はG1に直結する出世レースだったのですが、ここ数年はG1勝利馬は出ておりません。

2007年 1着アドマアヤジュピタ 天皇賞(春)
2008年 1着スクリーンヒーロー 天皇賞(秋)
2着ジャガーメイル 天皇賞(春)
2009年 2着アーネストリー 宝塚記念
2010年 1着 トーセンジョーダン 天皇賞(秋)

残念ながら2011年以降はG1馬は出現しておりません。

これは馬場の高速化が影響しているとも考えられますし、G1でもスローペースの切れ味勝負というレースが増えたせいかもしれません。ディープ産駒の出現も関係あるでしょうか?

しかしこのレースで押さえるべき血統というのはそこまで変わっておりませんので、まずはこのレースを取ってからG1へと弾みをつけましょう!

まず出世馬が出やすいということで、すでに出世している馬はだいたい天皇賞(秋)に出ます。

よって実績ある高齢馬が出走してきても、G1では勝負にならない馬であることが多く、若い馬を買う方が賢いかもしれません。

近年絡んだ7歳以上の馬はオウケンブルースリとコイントスのみです。

よほど適性がない限り切ってもいいのではないでしょうか?

出走予定の7歳以上馬

サイレントメロディ
サイモントルナーレ
スマートギア
セイクリッドバレー

今年は有力馬がいませんでしたね(^_^;)

また、後にG1馬に出世した馬たちが持っていたトニービン、ロベルトの血にも注目です。

トニービンを持つ馬
デスペラード
フェイムゲーム
ラブリーデイ
リキサンステルス
モビール

ロベルトを持つ馬
スーパームーン
マイネルジェイド

※7歳馬以上馬は省略

2014年11月4日火曜日

天皇賞(秋) レース回顧

馬場は稍重に近い良馬場というコンディション。

ゲートが開くと一番いいスタートを切ったのはジェンティルドンナで、想定通りカレンブラックヒルがハナを切り、外からマイネルラクリマ、内にジェンティルドンナが続いた。

15番枠のイスラボニータはスタート直後に無理ににポジションを取りに行かず、向こう正面でそっと前につけた。あの枠でこのポジション取りはパーフェクトだろう。
そこからジェンティルドンナをマークする形でぴたっと外につける。

その後ろにエピファネイアという位置。

そしてフェノーメノはややスタートが悪く、13番手の外というポジションとなった。

レースは36.4-48.7-34.6というラップを見ればわかるように、後傾ラップとなり、上がりがモノを言うレースとなった。こういうレースになると前につけた馬やディープ産駒などのキレるタイプの馬に部がある。

直線まず先頭に出たのはイスラボニータで、ルメールも馬の反応が速すぎて驚いたのではないかと言われていますが、追い出すとすぐにスッと反応するのがこのイスラボニータで、これがテン乗りの難しさでもあるのでしょう。

ジェンティルドンナは一旦先頭を譲りますが、そこから回転の速さで盛り返す。

高速馬場とはなりませんでしたが、結果的にスローになったので、上がり2Fが11.3-11.9というジェンティルドンナの得意パターンとなりました。

いつもなら完全なる勝ちパターンなのですが、一頭だけ凄い脚で突っ込んできたのがスピルバーグ。ビュンとキレるタイプではないのですが、追えば追うほど伸びる持続性の末脚の持ち主で、東京は(6.2.2.1)とダービー以外は全て3着内というパーフェクトぶり、全兄のトーセンラーもきさらぎ賞勝ちからしばらく重賞を勝てませんでしたが、G1初制覇は同じく5歳の秋マイルチャンピオンシップ。早い段階から素質を垣間見せながら、着実に成長していくというところがこの兄弟なのでしょう。

5歳の秋の牝馬は…と疑ってしまいましたが、全く問題ない走りでしたね。
結果的に勝てなかったということで、ゴメンしてもらいましょう。笑

エピファネイアは上がり3F34.1秒と今ひとつ不完全燃焼に見えましたが、序盤折り合いを欠いたのと、休み明け、また一瞬の反応に欠けるというのはいつも言っていますが、そう言う差が出たレースだったのかもしれません。休み明けでもしっかり走ったジェンティルを褒めるべきで、これは仕方ないですね。

イスラボニータは負けて強しの内容で、枠は言っても仕方ありませんが、直線早く出過ぎたのと、パワーを感じる馬ではないため、時計のかかる馬場よりももっと高速馬場向きにも見えました。

そして最後に本命のフェノーメノはスタートが悪く、元々惰性で流れ込む先行馬なので、13番手の外というのは歓迎されるポジションではありませんでした。それよりも、まず馬が動かない状態だったのが全てですね。歳のせいか休み明けは動きにくいのかもしれませんね。叩いた次走に期待しましょう。

2014年11月2日日曜日

(天皇賞・秋) 鞍上の信頼と抜群の自在性で偉業達成なるか!?

天皇賞・春秋制覇達成か!?

雨も上がり、府中は良馬場開催。
皐月賞馬イスラボニータ、6冠牝馬ジェンティルドンナ、天皇賞春秋制覇を狙うフェノーメノ、昨年の菊花賞馬エピファネイア。
4強の様相を呈してきたが、やはり実力的に抜けている存在はいないと考える。

メンバー構成からは決して速くは流れない展開となりそうだが、スローの決め脚勝負が不利に働く有力馬はおらず、馬のデキがものを言いそうだ。

その点セントライト記念を一戦使ってきたイスラボニータは他馬より仕上がりでは上だろう。

なおかつ成長の度合いを考えると3歳の秋はまさに成長のピークである可能性が高い。
そして、総じて晩成であるステイゴールド産駒フェノーメノ、シンボリクリスエス産駒エピファネイアにはなんら5歳、4歳の秋は不安材料にはならない。

しかし牝馬の5歳となれば話は別だ。ジェンティルドンナは2歳から牡馬相手に重賞を戦ってきており、休み明けの安定感が徐々に低下してきた感は否めない。名牝、ブエナビスタやウオッカも5歳の秋は安定感を欠いたもので、5歳牝馬の秋はやや疑ってみるのも一考。
ここは△に留める。

そして唯一外枠を引いたイスラボニータもスタートで無理をするようなことがあれば伸びあぐねる可能性もなくはないが、直線で追い比べた時のダイナミックなフォームは追い比べた時に非常に心強い。外枠を考慮して○対抗とする。

エピファネイアは小回りの立ち回りも上手いが、本来外回り向きの中距離馬。ここは得意舞台の一つだが、今年の春は安定感を欠いた印象があり、スローペースだった大阪杯でもキズナに一瞬の反応で置かれるなど、まだまだ隙が見られる。ここは▲まで。

そして、一瞬の脚やパワーで勝るとは言えないが、立ち回りの上手さと鞍上との息が一番なのはフェノーメノで、内(ジェンティルドンナ、エピファネイア)と外(イスラボニータ)両方を見ながら競馬できる強みもある。
休み明けは仕上げ次第というタイプで、しっかりやれば動くタイプ。東京もダービー2着。天皇賞(秋)2着。と申し分ない。ともに速いペースではなく、今回の展開ともリンクしそうである。

メイショウサムソン以来の天皇賞・春秋制覇はこの馬が達成するのではないか!?

そして、天皇賞特有の外から豪快に差してくる穴馬は、今年の展開では可能性が低いと考える。

考えられるのは内から抜け出すシーンで、末脚のキレるデニムアンドルビーかスピルバーグといったところではないか。


◎フェノーメノ
○イスラボニータ
▲エピファネイア
△ジェンティルドンナ
△デニムアンドルビー
△スピルバーグ

天皇賞・秋 スローペースと枠と脚質から考えられる勝負圏内の馬