チューリップ賞は桜花賞トライアルの中でも最も王道なレースであり、過去にはブエナビスタやアパパネやハープスターなど、ここをステップに桜花賞を制している。
コースも本番と同じ阪神1600。
しかし、両レースは展開と傾向に少し違いがあるため、そのあたりに注目したい。
ここ8年間の両レースの平均ラップを
比べてみた。
桜花賞
34.8-23.8-35.2
チューリップ賞
35.7-24.7-34.7
このラップを見る限り、桜花賞では持久力をチューリップ賞では瞬発力が問われるレース。
と、考えられる。伏兵の逃げ馬が残るのもチューリップ賞で、サクラミモザ、リラヴァティなどが、過去にも穴をあけている。
今年はそれっぽい逃げ馬が見当たらず、それっぽい先行馬はクルミナルくらいだろうか。
チューリップ賞において、先行して速い脚が使えるのは心強い。今年は有力馬にも出遅れ癖のある馬が数頭おり、ポジション的にもアドバンテージがある存在である。
次に注目したいのが賞金。
そこそこ重賞にも顔を出しているのに、賞金が足りない…という馬が必死で権利を勝ち取りに来るのがトライアル。
レッツゴー、ココロ、クルミナル、コンテッサは桜花賞出走には十分な賞金があるので、ここをメイチに仕上げてくることはない。
そろそろ勝たないとヤバイのがロカやアンドリエッテ。
強めの調教に鞍上デムーロは本気の表れだろう。
ロカは溜めて弾けるタイプだと思うので本番よりここの方があっている気がするし、外枠も競馬しやすいだろう。
有力先行馬に必死の権利狙い
◎クルミナル
○ロカ
▲レッツゴードンキ
△ココロノアイ
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