2015年2月21日土曜日

ダイヤモンドS 危ない1番人気を切ってみる

ダイヤモンドS

1番人気のフェイムゲームはここでは実績上位のステイヤーだ。しかし、大外枠。
枠自体が不利という訳ではなく、この馬自体の外枠成績が極端に悪い。10〜18番の成績(0.0.0.8)
1〜9番の成績(4.0.1.1)

このように極端な成績。
ステイヤーなだけに適鞍が少なく、中距離でスピードを問われる事に無理があるのは仕方ないが、距離だけの問題ではないのではないか?

ここは少し下げてみる。

今年、注目したい血統はエリシオ。

記憶に新しいのはアドマイヤラクティ、ノスモヘレノス、アドバンテージ等。

東京の長距離戦ならばトニービンを重視したい気もするが、今年は微妙なメンツ。
ディープ×エリシオのファタモルガーナに注目。


◎ファタモルガーナ
○ラブイズブーシェ
▲タニノエポレット
△ステラウインド

2015年2月18日水曜日

先週の復習(クイーンC、共同通信杯、京都記念)

先週の復習(クイーンC、共同通信杯、京都記念)

まずはクイーンCから。ダノングラシアスが緩めずに逃げて例年にないハイペースで進んだ。レコードのおまけ付き。人気馬で決まったように展開による有利不利なく、実力通りに決まった。内容としては大幅な馬体減にも関わらず、勝ちに等しい内容で2着したミッキークイーンが一番強く見えました。無傷の3連勝となったキャットコインはステゴ産駒らしく持続的な脚に味があるタイプ。3着ロカはスローでこそ味が出るタイプに感じるので、タイトなペースよりはスローが向いている気がする。


次に共同通信杯

ペースはやや中間緩んだものの、テンからそこそこ流れた割に上がりの速い切れ味が問われる展開となった。

ドゥラメンテは外から馬が来た時にかかってしまいましたが、それでも直線はしっかりと伸びてきました。最後こそインからスルスルとリアルスティールに差されてしまいましたが、賞金を加算できたのは大きいし、器の大きさを示してくれた内容でした。

◎アヴニールマルシェはスタートから出足がつかず、後方2番手からの追走。ソールインパクトも後方から。
上がり33.9秒を使って0.5秒差の5着ですからアヴニールマルシェは単純にあの位置からでは厳しかったと、ソールインパクトは実力上位だとは思っていなかったので、人気馬がコケた時に前にいればというイメージでした。アヴニール以上に、あのポジションでは何もできません。

全体の時計は速いので、これがハイレベルを示すのか?それとも新馬勝ち、500万勝ち中一週の馬にあっさり負けてしまうのを見るとアヴニールやソールインパクト等、京成杯や東スポ杯組のレベルはどうだったのかと考えさせられます。

京都記念

スローで進み、逃げた馬(スズカデヴィアス)、小回りの得意な回転の速い馬(ラブリーデイ)を捕まえられずに人気の追込み馬が飛ぶ。
まさに例年通りの結果になりました。

キズナ、ハープスターはG11勝馬ですが、共に実績よりも人気が先行するタイプでもあります。そして脚質は追込み。得意なペースは異なりますが、このレースの流れなら最速の上がりでハープスターが飛んでくる。

そういう結果をみな望んでいたと思います。

しかし直線に入ってもハープは伸びて来ないどころか前の馬を捕まえられない。これは仕上がり云々でなく、今までと違う競馬で戸惑っていたようにも感じますし、直線で競馬していない可能性の方が高い気がします。原因はどこにあったのかわかりませんが、今後どのような位置で競馬をするのかハープに注目です。

キズナは元々、速い上がり<持続戦に向いているタイプですので、スローなら差し損ねる事は考えられました。しっかり脚を使っているので悲観する内容ではありません。

簡単ですが、この辺で。
今週は2015年のG1開幕。
楽しみですね。

2015年2月15日日曜日

京都記念、共同通信杯 今日は両重賞ディープで

昨日は散々な結果でしたが、今日は少ない点数で的中させたいところです。


京都記念

キズナとハープスターの2強対決。

紛れる馬場やコースではなく、頭数も11頭と少なめ。
これといった逃げ馬不在で予定調和のスロー濃厚のため、純粋な瞬発力勝負となるだろう。

メンバーを見ても追込み馬が多数を占める。一番早い上がりを使うのはもちろんハープスター平均上がり3Fは33.9。次がキズナ34.2。
問題はその次だが、トウシンモンステラ34.4。

実力馬がギリギリまで脚を溜める必要はないので、物理的に前に届かないような展開にはならないはず。

よって、前が残る。という選択肢ではなく、上がりの速い馬が届く。という選択肢を選ぶ。

3番人気のラブリーデイは小回り向き、パワーの買ったロベルトっぽい馬なので坂のあるコースのがいい。

点数は限りなく少ない方がいいので
◎キズナ
○ハープスター
▲トウシンモンステラ

馬券は◎○▲の三連複か◎▲のワイド



共同通信杯はここ数年はディープ中心のレースに。
東京1800はスローになりやすいため、直線での瞬発力勝負になりやすいため、ディープから入るのがセオリー。

この前も書きましたが、ディープ×リファールがよく馬券になる。ということで重賞でも連対実績のあるアブニールマルシェから入るのが一番無難。
新馬から直行のリアルスティールは素質があるのはわかりますが、2戦目ですし、最内ですし、コケる可能性がなくもない。

同じディープでも接戦でことごとく負けているソールインパクトの東京替わりに期待したい。

◎アヴニールマルシェ
○ドゥラメンテ
▲ソールインパクト

2015年2月14日土曜日

クイーンC スマートプラネットが35秒で逃げれば…

我が家の近くは雪が積もるような極寒ですが、府中の天気は大丈夫そうです。

クイーンCは毎年だいたい1分34秒5〜1分35秒5秒の勝ちタイムで決着する。

テン3Fを36秒でそろ〜っと入って、34秒で上がってくることが多いが、テンが速くなって35秒で入ったら、35秒で上がってくる。

テンが早くとも遅くとも先行馬が強いが、少なくとも血統には隔たりが見られる。

過去8年間で、テン3Fが36秒以上かかったレースを調べてみた。馬券になった馬10頭のうち9頭は父サンデー系。(2013年は3着同着)

テンが35秒台になったレースでは15頭のうち10頭が非父サンデー系。

今年はスマートプラネットが35秒台で逃げると想定すると、父サンデー系以外の馬が馬券になると考えられる。

今年の非父サンデー系は

スマートプラネット(ファルブラヴ)
ロッカフラベイベー(キングカメハメハ)
ティーズアライズ(ワイルドラッシュ)
ブラックデイル(キングカメハメハ)
ホワイトウインド(スウェプトオーバーボード)
ロカ(ハービンジャー)
カービングパス(ハービンジャー)

一番人気のロカは阪神JFで思った以上に伸びなかったのは坂のせいではないか?との疑いがあります。

上がりのかかる展開はむしろ向いていないのではないか?ここは疑っていきます。

ブラックデイルは未勝利勝ちからの休み明けなので、やや割り引いて…


◎ロッカフラベイベー
○スマートプラネット
▲カービングパス



2015年2月12日木曜日

今週の3重賞 雑感(京都記念、共同通信杯、クイーンC)

今週は古馬、クラシック牡牝馬とも重賞レースがありますね。

注目はキズナvsハープスターで注目の京都新聞杯。

つまらない事を言いますが、2頭の次はG3レベルの馬しかいないので、その一頭はどの馬なのか?馬券を買う側からしたらそこが一番の焦点です。

その3頭目に京都を連想できる馬がいない。そして、またしても逃げ馬のいないスロー濃厚である。ということが大前提で予想を始めるレースだと思います。

京都外回りコース2200mで行われますが、小回りに良績のあるようなタイプが馬券になりやすく、早め抜け出しの馬や逃げ馬をなかなか捕まえられないレースでもあります。

ヴィクトリー、アドマイヤフジ、サクラメガワンダー、ドリームジャーニー、トゥザグローリー、ヒルノダムール、ベールドインパクト、ショウナンマイティ、デスペラード

名前を見ると皐月賞や宝塚記念、有馬記念などに良績がある馬が多く絡んでいます。

さて、小回り向きっぽい馬はラブリーデイ、逃げそうなのはスズカデヴィアスあたりか。

そう多くは相手を選べないので、点数は少なめでいきたい。




続いて共同通信杯

ここ4年で6頭のディープ産駒が馬券になっています。

ベルキャニオン、サトノルパン、マイネルストラーノ、スピルバーグ、ディープブリランテ、ディープサウンド。

さて、今年のディープ産駒は?

アンビシャス
アブニールマルシェ
ソールインパクト
ティルナノーグ
リアルスティール

5頭出走です。


そしてディープ産駒の中でもリファールをクロスした馬が3頭絡んでいます。ディープサウンド、スピルバーグ、ディープブリランテ


今年のディープ×リファールはアヴニールマルシェしかいません。

とりあえずアヴニールマルシェに注目。




クイーンC

クイーンCは展開によって馬券になる馬がガラリと変わるレース。

重要なのはレースを引っ張る逃げ馬ですが、今年は阪神JFを逃げたスマートプラネットが逃げそう。

阪神JFをテン35.0秒で行っているし、稍重のアルテミスは35.8秒の2番手。

緩めて味のあるタイプではなさそうなので、ここも35秒前半で逃げそう。

テンが35秒前半ならば、中間でよほど緩まない限り、上がりも35秒台になるだろう。

上がりがかかる展開ならば、東京でも父サンデー系ではなく、父がサンデー系以外の馬の方が馬券になりやすい。そういう傾向もあります。

近年ではアプリコットフィズやテイラーバートン、イクスキューズ、ホエールキャプチャ、ラルケット、ライムキャンディなどです。

勝ち馬はクラシックに顔を出すこともありますが、このレースの後はパッとしない。そんな馬も多い印象です。

今年も上がりがかかる展開と読めば…父サンデー系以外を狙う。というのは有効かもしれません。

参考に父サンデー系以外の馬

ロカ
カービングパス
スマートプラネット
ホワイトウインド

有力どころではこのあたりでしょうか。

2015年2月8日日曜日

きさらぎ賞 逃げ馬に注目

きさらぎ賞は逃げ馬に注目。

予想文は下記エントリーより

◎ネオスターダム
○ポルトドートウィユ
▲ルージュバック

東京新聞杯 馬場が渋ったら狙える馬

東京新聞杯はニジンスキーを持つ馬が強いレース。

過去にはローレルゲレイロ、スマイルジャック(2回)、トライアンフマーチ(2回)、レッドスパーダ、ガルボ、クラレント

今年のニジンスキー持ちは?

ゴールデンナンバー
ショウナンワダチ
タガノグランパ
ダノンヨーヨー
フルーキー
マイネルメリエンダ
ランリョウオー


馬券になる脚質はさまざまだが、後傾ラップになることが多いため、先行馬がやや有利かもしれない。

上記のメンバーで前走前めで競馬した馬がマイネルメリエンダとフルーキーのみ。

全体的に見ても追込み馬が多そうなメンバー構成だけに、前の組にはいつも以上に注目したいところだ。

レースの上がりが33秒台になることもあるので、35-33のようなラップで好走するタイプを選びたい。

あとは基本的にこの時期は内がいい。近年で二桁馬場が絡んだのはハイペースになった年のスマイルジャックと不良馬場のキャプテンベガのみ。

基本的に内の先行馬から。


……


ということで、前半の文書は週の中頃に書いたんですが…

本日は雨が強くなってきているようで、速い上がりよりも渋った馬場に実績のある馬を狙いたい。

内に入ったマイネルメリエンダは稍重(3.0.0.0)これから馬場がさらに渋るなら狙いたい馬だ。

人気薄ではこれも内に入ったリルダヴァル。上がりのかかるレースで内枠。そして、内枠に良績の多いベリー。今回は久々に条件が揃った。

◎マイネルメリエンダ
○リルダヴァル
▲シャイニープリンス
△フルーキー

2015年2月4日水曜日

きさらぎ賞 今年もこの牝系に期待

今週はダービーに直結する。とされる、きさらぎ賞。

注目馬が続々と出走予定です。

まず注目血統としては京都1800ならば必然的にディープインパクト産駒。サンデーサイレンス系ということになります。

少頭数が想定されるので、スローからの決め脚勝負は濃厚でしょう。

ディープインパクト産駒としては

ポルトドートウィユ
レガッタ
グリュイエール

の3頭が出走予定です。
堅実なポルトドートウィユは堅実なタイプなので、軸にするならこの馬が安心できるかもしれません。

次にサンデーサイレンスを持つ馬…とすると、人気薄のエメラルヒマワリ以外はみな持っているという。なんとも言えないデータです(^_^;)

他には先週のキングマンボ馬場をどう取るか。

間違いなく血統によるバイアスは存在しますので、キングマンボを持つダノンリバティ、グリュイエールなどは少し気にしたいですね。

Bコースの割に内が良かった。というのが先週の感想です。枠も重要ですが、このレースでは逃げ馬が残ることが多いだけに人気薄でも逃げ馬はおさえたいところです。

今年は前走逃げたネオスターダムが出走。エヴリウィスパーの牝系で、半兄には昨年このレースを制したトーセンスターダムがいる。他にもトーセンホマレボシ、ラシンティランテなど京都を得意とする近親が多数。

父ネオユニということで京都はいいと思われるし、ネオユニ産駒らしくキレないタイプなので前に行けるのはプラスに働くだろう。


注目馬

ネオスターダム
ディープインパクト産駒

2015年2月1日日曜日

シルクロードS スローならば再び逃走劇

Bコースの京都で行われるシルクロードSはAコースのように極端な内有利ではない。

しかし、近年のシルクロードSではスローの後傾ラップが刻まれる事が多く、全馬余力を残したまま下り坂に入る事が多い。

その結果、前の組しか馬券にならない極端な競馬が頻発しているように感じる。

つまりガチンコの力勝負にはならない事が多い。ということ。

出走馬にはニザエモン、ベルカント、ホウライアキコなど、逃げた事のある馬が多数いるが…アルバルブライベンは別格の逃げ馬。

誰が競りかけてこようとも、共倒れ覚悟で逃げる。そうやって来る日も来る日も逃げてきた。

共倒れを避けるためにと、他馬が控えた時には、既に後ろが間に合わなくなっている。

そうやってまんまと逃げ切ってきたのがアンバルブライベンである。

このレースもアルバルブライベン以外が控えて、前が残る展開になると読む。

相手には好位から33秒前半の脚を使える馬を選びたい。

カオスモスは2走前の東京1400白秋Sでは好位から上がり33秒の脚を使い、勝利。ここは3度目の1200m戦になるが、アンバルブライベンのスロー逃げならば追走に苦労することはないはずだ。

他には、このレースではフジキセキ、バクシンオー産駒がよく馬券になる。
スギノエンデバーは展開的に厳しく感じるので、前走前につけているバクシンテイオー、ベルカントを相手に。ベルカントは早い上がりを使うタイプではないので、ある程度のポジションで競馬をして欲しい。

ニザエモンは唯一のフジキセキ産駒だが、すんなり逃げられそうにないのでここは軽視したい。

◎アンバルブライベン
○カオスモス
▲バクシンテイオー
△ベルカント